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ノーリスク優待GET法の危険性
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■ノーリスクで優待GET法の危険性

2006/01/15
内容を訂正・補足しました。

■ノーリスクで優待GET???

巷では、ノーリスクで株主優待をGETできる投資法があるという人がいます。それは本当なのでしょうか?本当にノーリスクで優待をGETできるのでしょうか?

まず結論を、、、
ノーリスクで優待GETは出来ません!

ある方法を使用すると可能です。

<以下、以前から公開していた修正前の記事です>

■その投資法とは

この投資法ですが、現物と信用売り建てを同じ枚数保有して値動きのリスクをなくして権利だけをGETしようというものです。
(例えば株価が50円下がった場合、現物は50円損失を出しますが、売り建ては50円の利益でトータル0円。と値動きによる損益は一切出ない)
いわゆる、「つなぎ売り」ですね

この時かかるコストは、現物を買う手数料・信用売り建ての手数料・貸し株料・逆日歩・返済時の手数料(現渡しで決算する事により無料に出来る証券会社が多い。)

つまり、値動きの影響がないので上記のコストを負担するだけで株主優待をGETできる。値動きの影響を受けないからノーリスクといっているんでしょう。

■甘くはないですよ!

しかし、曲者があります。逆日歩です。
信用買いよりも信用売りが多くなったりして株不足になった場合お金を払って株を借りる必要が出てきます。その支払うお金が逆日歩ですが、この逆日歩、翌日にならないといくらになるか分からないのです。

あらかじめ、信用残・信用倍率・前日の逆日歩発生状況などを確認する事によってなんとなくの目安はつきますが、権利付最終売買日に大量の空売りが入る可能性もあるので、あくまでなんとなくなんです。
この段階で、結果にムラが生じる可能性がある訳ですからノーリスクとはいえないのです。

逆日歩をなめてはいけません。
私は過去、映画鑑賞券6枚の株主優待をGETする時にこの投資法を使用して、逆日歩12円。1000株でしたので、12,000円払いました!
(単純に現物のみ保有した方がかなりお得でした)

ノーリスクという甘く偽りの言葉に誘われて、本来の危険性に気付かず投資すると痛い目に会うことがあります。要注意。

私的には、この手法は「株価値下がりによるリスクをゼロにし、逆日歩が発生リスクを取る。リスクの転換をする手法」と考えています。


*追加参考事例*
※2004年6月権利最終日のすかいらーくには、約30万株の空売りが入りました。おそらく権利獲得に絡んだつなぎ売りでしょう。
前日の逆日歩は0.05円、権利最終日の逆日歩(この投資法をやった場合支払う逆日歩)は、20円(2日分)。100株で2000円、1000株で2万円!

ただ、今回は寄り付きが前日終値から-20円だったので、この手法を使わなかった場合とほぼ同じ(実際は、余計なコスト分だけ損)と、実害はあまりなかったと言えます。

が、私が経験した例のような大打撃を受ける可能性=リスクがあるという事は理解しておいた方がよいのではないでしょうか?。

<以上、以前から公開していた修正前の記事です>

<以下、追加記事になります。>

■これまでの経緯や説明

上記のように、信用売りには「逆日歩」というコストが発生する可能性があります。この記事を最初に書いた時期は、そのようなコストが発生する可能性がある=リスクがあるにも関わらず「ノーリスクで優待GETできる」と雑誌などに書かれる事が多かったので、注意を促す意味で記事を書かせていただきました。

しかし、最近(と言っても数年前)に無期限信用取引&同取引の空売りという新しいサービスが松井証券から提供されるようになりました。それにより、ノーリスクで優待をGETすることが可能になりました。

■ノーリスクで優待GETする方法

以前の方法で唯一の問題は「逆日歩が発生するかも知れないリスク」でした。
松井証券無期限信用取引での空売りは”逆日歩が発生しません”。なので、無期限信用取引で空売りし、同数の現物を保有する事により、取引手数料・日歩(金利)のコスト負担のみで計算通り(=ノーリスク)で優待をGETすることが可能となります。

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